“より釣りを充実させたい!” “少しでも釣りへ行ける時間を増やすにはどうすれば良いだろうか” 過去にそう考え試行錯誤した結果、現在私はモノを減らしてスマートに釣りを行う『ミニマリスト的思考』を取り入れています。
モノを減らすことで判断の回数を減らし、物事へ集中して取り組めるようになるミニマリスト的思考。
そんな考えから導き出し、現在私が使用しているロッドと、ロッドが少ないそのメリットをご紹介します。
ちなみにしばしばロッドを買うことがありますが、3ヵ月ほど使用しメイン機を超える魅力が無かった場合はインプレッションをした後、手放すようにしています。
使用しているロッド “サビア67UL”
1本です。
ロッドが少ないことによるメリット
釣行毎にタックル選定をしなくてよい
“時間の短縮”と“要らない判断をする回数の減少”につながります。
以前、ロッドを複数本所持していた際、釣具を準備している際に
『あ、やっぱあっちのロッドの方が良いかも』『まてよ、やっぱこのロッドやめてあっちにする』
など心がブレることが良くあったんです。これ結構時間の無駄なんですよね。
その時間と思考判断の回数を減らす手段としてモノを減らすミニマリスト的思考、言い換えると一定のタックルしか使わない、いわゆる縛りゲーム的な釣りを導入しました。
そんな釣りを続ける中で
『この縛りゲーム的要素かなり良いぞ…!釣りに行くと決めたらスムーズに準備ができるぞ!』
と、強く感じるようになりミニマリスト的思考をガッツリ取り入れることにしたんです。
この効果は絶大で、『釣りに行きたい』と感じたら何の迷いもなくいつものタックルを手に取りすぐに釣りへ行くことができるようになっています。釣りの準備にショートカットキーを作ったような気分です。
素早くスムーズに釣りへ行けるようになり釣果も伸びてきています。
割り切れる
魚をバラすとモヤモヤした気持ちになる方も多いのでは?(笑)
タックルを絞っておくと一つのバラシに対しても寛容になれ、より思考することができます。
少ないタックルを使うということはそのロッドを使う技術が高まります、すると『このロッドで獲れなかったんなら仕方がない。他のロッドならもちろん獲れていない。』と思えるんですよ。
“これだけ使い込んできて体の一部の様に扱えるようになっているにも関わらずバラした。道具ではなく技量の問題”という考えが持てます。
そして“バラした原因は何か” “何が悪かったのか” “次どうしたら良いのか”を深く思考できるのです。
加えて『この使い込んだロッドで釣れないのであれば他のロッドだとさらにダメだろうな…』といういった感情が生まれ、新しいロッドを買う欲も出てこなくなりました(笑)
一本のロッドを極めることで見える世界もあると思ってます…
“自分の釣りスタイル”を追求する楽しさを味わえる
私の釣りスタイルの軸はベイトフィネスプラッギングです。この釣りは10年近く主の釣りとして行ってきました。
現在の釣りの99%がこのベイトフィネスプラッギングで毎回新しい発見をすることができ成長を実感できています。
“ロッドを減らす=毎回の条件” が同じであることで仮説と検証、思考をより深く行え、自分の釣りスタイルを追求することが可能となっているのです。
チビカサゴゲームから60cm近いナマズまで全て同じロッドで対応しています。
おわりに
今回はミニマリストアングラーである私のロッドを紹介しました。ロッドを減らすことで私はタックル選定の時間が減った上、自分の納得のいく釣りができるようになったり、自分の釣りスタイルに磨きがかかる等のメリットを感じることができています。
ロッドを手放す行為はなかなか勇気のいることですので、シーズンが終わりタックルを入れ替える際など短期間でも実践してみるとその効果を感じることができるはずです。
是非釣りに“ミニマリスト的思考”を取り入れてみてはいかがでしょうか。
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