こんにちは。ひたれん(@hitaren2000)です。
SHIMANOから販売されているクランクベイト “マクベスタイニー” をソルトルアーフィッシングで実際に使った使用感や組み合わせタックル、評価をレビューします。
マクベスタイニー インプレ
使用感
このマクベスタイニー、これまで1年以上使用してきて強く感じているのが
『小粒だが魚を寄せる強い力を持つ上に喰わせも効く』いうこと。
小さいからアピール力が弱いイメージを持ちそうですが、強い波動を出し広範囲から魚を寄せる能力を持っています。
そして小型ボディで魚に口を使わせることのできる力もある。
アピール力と喰わせのフィネス、相反する能力を持った奥の深いプラグです。
外観
ありそうでなかった“喰わせの効くちょうどいいサイズ感”
王道クランクベイトのピーナッツでいうところの、ピーナッツⅡよりも小さく、プチピーナッツよりも大きい。そんなサイズ感。
実際に触ってみると『あぁ~このサイズいいなぁ~』と誰もが思うはず…!
筆者の使用場面
河口でのライトゲーム
巻き心地・アクション、使用法
引き抵抗大きく、強い波動を出す
基本的なベイトフィネスロッドではその巻き抵抗から使いづらさを感じます。
低弾性のロッドやグラスロッドを使うと良いです。
ウォブンロールで強い波動を出します
泳ぎだしが速い
固定重心ということもあり、泳ぎだしのキレが良く、着水時に反応した魚が巻きはじめに喰ってくる場面も多いです。
潜行深度は浅め
立ち位置の高さや、水質、ライン等の関係で一概には言えませんが、筆者が河口域で使う場合の潜行深度は60cm程。
有効な場面はシャロー帯
対象魚によってさまざまですが、60cm程が使いやすいです。
浮力が強く、底をネチネチという釣りには向いておらず、基本巻き続ける釣りが向いています。
飛距離やロッドの角度で潜行深度を調節しシャロー帯の攻略する釣りがマクベスタイニーの最も得意とする場面です。
濁りの強い場所やナイトゲームに強い
39mmというサイズの割に、その強い波動で魚を寄せるパワーはあります。
濁りの強い雨の後や、ナイトゲーム等、魚の視覚が効かない場面ではとても有効なプラグです。
特に有効なテクニック
- 狙ったストラクチャーにピンで当てる
- シャロー帯のただ巻きで活性の高い魚を探す
根ガカリ回避能力は特に高いわけではないため、何かに当て続けるという使い方にはイマイチ向いていない印象です。
これまでの経験から
『強い波動で魚を呼び、何かに一発当ててバランスを崩したところでその小粒の喰わせ易さで喰わす』
という使い方が一番釣果を出しています。
また、特にストラクチャーのないシャロー帯ではただ巻きでテンポよく撃っていくことで、魚の活性をサーチすることができます。
飛距離
安定した飛距離が出せる
小粒なため空気抵抗は小さく、大きくバランスを崩すこともありません。
気持ち良く飛びます。
組み合わせタックル
おすすめはベイトフィネスタックル
ロッド:低弾性ロッド
リール:ベイトフィネスリール
ライン:フロロ8LB
巻き抵抗が強いため低弾性カーボンやグラスロッドとの組み合わせがオススメ。
リールはベイトフィネスタイプが気持ち良いフィーリングです。
まとめ
マクベスタイニーの特徴
- 喰わせの効く丁度良いサイズ感
- 引き抵抗大きく、強い波動を出す
- 泳ぎだしが速い
- 潜行深度は浅め
- シャロー帯、濁りが強い場面で有効
- 狙ったストラクチャーにピンで当てると有効
- シャロー帯のただ巻きで活性の高い魚を探すサーチに最適
- 安定した飛距離
- 低弾性ロッドとの組み合わせが良い
5つ星評価は
★★★★☆
魚を寄せる力と喰わせの強さは最高。
強いて言うならもうちょい根ガカリ回避能力高ければ…
おわりに
今回の記事がマクベスタイニーが気になっている方や購入を迷っている方に少しでも参考になれば幸いです。
なにか質問や、『こういう使い方が効くよ!』『こんな必釣パターンあるよ』などテクニックがありましたら是非コメントをよろしくお願いします。
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