インクスレーベルのロッド「エルセーラ52UL+」をアジングに使用してのインプレです。
スペック
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20230701_1716394043255629376820846-1024x768.jpg)
全長 | 継数 | 自重 | ルアーウエイト |
158.4cm | 3 | 80g | 1-7g |
身長を下回るような短さで、キャスト可能なウエイトはフィネスクラスという、ベイトタックルジャンルではこれまであるようでなかったスペックのロッドです。
キャスト
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20231015_1530251764781715551650226-1024x768.jpg)
メリット
精度高くキャストが可能
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20230813_1850423345605727150988525-1024x768.jpg)
サミングによるラインの放出速度の調整が容易なため狙った場所へルアーを精度高く打ち込めます。
特に障害物の隙間を狙うような場面ではエルセーラは大きな武器と言えるでしょう。
デメリット
キャスト快適ジグヘッド重量は2g以上
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20230813_185052106453936166511642-1024x768.jpg)
ジグヘッドが1g台であってもアジングは成立するものの、周囲のスピニングタックル勢に比べ圧倒的に飛距離が劣ります。
2gからグッと快適性が上がる感触です。
しかし、向かい風の状況下となると2gジグヘッドであってもベイトタックルの特性上キツく感じることが多いです。
このデメリットはアジングには致命的です。
取り回し
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20230701_2219275016018184431014043-1024x768.jpg)
この上なく快適
「ショートレングス」「ショートグリップ」が相まって取り回しはこの上なく良いです。
ロッドを細かくかつ速くさばけるため、ルアーの繊細な動きを演出できます。
加えて、ファイト中もアジの動きへ素早く反応できるのも大きなメリットと言えます。
ファイト
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2021/08/4b6d5a46-s.jpg)
アジの引きにも問題なく対応
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20230701_2037393356341492275307444-1024x768.jpg)
ティップセクションが繊細で良く曲がるため、アジの引きに対して素直に入り、口切れ等のバラシを低減してくれている印象です。
またベリーからバットにかけてパワーがあるため、不意に大型の外道が掛かっても問題なく寄せることができるのもポイントです。
まとめ
![](https://hitaren.com/wp-content/uploads/2024/01/20230813_1827553068323862828252061-1024x768.jpg)
エルセーラ52UL+ アジングでの使用インプレ
メリット
- 精度高くキャストが可能
- この上なく快適な取り回し
- アジの引きにも問題なく対応
デメリット
- キャスト快適ジグヘッド重量は2g以上
「エルセーラ52UL+はアジングできんこともない」
というのが私の率直な感想です。
そもそもエルセーラのコンセプトは「パワーフィネス」「テクニカルキャスト」というもの。
ティップに繊細さある、といっても「1gジグヘッドで反発を出す」ほどのものでなく一般的なアジングロッドとは異なります。
表記スペックだけを見てアジング用に購入すると後悔すると思います。
しかし、ロッドスペックに合ったリグを組むと操作性はバツグンです。
汎用性を持たせたロッドとしては優秀ですので持っていて損はないかと考えます。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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