こんにちは。ひたれん(@hitaren2000)です。
メーカー記載のサビア適合ルアーウエイトは2〜15gでその中でも快適ウエイトは3〜12gとなっています。
キャストフォームやルアー形状でキャストが可能なウエイト幅は変わってくる訳ですが、私自身の快適範囲はどの位なのかを今回調べてみました。
サビア67UL適合ルアーウエイト調査

今回の使用タックル
ロッド:サビア67UL
リール:スコーピオンBFS XG
ライン:デッドオアアライブ 12LB


キャストするのは2g〜14gのプラグ6つ
キャストの評価基準
- キャスト…バックラッシュのしにくさ、キャストフィールの良さ
- リトリーブ…巻きごこちの良さ(ただ巻きした際にストレスが無いか)。ルアーはしっかりと動いているか。
- アクション…トゥイッチやジャークを気持ちよくできるか。
使用感は三段階評価で
◎…最高
○…良い
△…イマイチ
各ルアーを投げた感想
ストリームドライブ45CB(2.6g)

キャスト:○
リトリーブ:◎
アクション:◎
これまで多くのベイトロッドを使ってきましたが2g台がここまで使いやすいロッドはサビアだけです。
アンダーハンドキャストやフリップキャストでは少し気を使う必要。
少々ロッドへルアーの重さが乗らずルアー飛行時にリールのスプール回転がスムーズではない。(タックルセッティング次第で解決できそう)スリークォーターやサイドキャストでは快適です。
太いラインで軽量ルアーでカバー周りの魚へアプローチするというベイトフィネスの特徴を遺憾なく発揮できます。
ソウルシャッド45SP(2.7g)

キャスト:○
リトリーブ:◎
アクション:◎
問題なくキャストが可能。トゥイッチや高速リトリーブも快適そのものでキレのある動きを演出できます。
ファットビーグル(4.2g)

キャスト:◎
リトリーブ:◎
アクション:◎
ロッドの反発を十分に活かしたキャスト、巻きごこち、トゥイッチなど全てがドンピシャでした。今回試したルアーの中で一番のドハマリ(快適だと感じた)ルアーです。
ソウルシャッド58SP(5g)

キャスト:◎
リトリーブ:○
アクション:○
軽い力のキャストで飛んでいく様は痛快そのもの。
リトリーブで少しダルさを感じます。
私はこのダルさは嫌いではないですが人によってはストレスを感じるかもしれません。トゥイッチのキレもややのっぺりした感じ。
バンクシャッド(5g)

キャスト:◎
リトリーブ:◎
アクション:◎
ソウルシャッドと比べてリップが短く空気抵抗が少ないため飛距離が伸びました。
過去に実釣で使用した際はサビアの繊細なティップがバンクシャッドの動きをフルに発揮させて短い距離で魚を食わせることができました。
サイレントアサシン99F(14g)

キャスト:○
リトリーブ:◎
アクション:○
サビアのルアーウエイト上限スレスレということで気を使いながらのキャストが必要。手首のスナップを使ったスパッというキャストではなく、ロッドにルアーを乗せながらどっこいしょと投げるキャストでないと破損に繋がりそうなイメージです。
リトリーブは心地よく巻けてルアーの動きも十分。アクションはティップが入りすぎる感触。
まとめ
5g程のショートリッププラグの使用感が最高
上記のプラグであればフルキャストから近距離戦のテクニカルキャストまで幅広く快適にこなせます。
ベイトフィネス登場初期に〝スピニングとベイトの間を埋める存在こそベイトフィネス〟と言われていましたが、まさにその言葉通りの結果と言えます。
2g台のキャストはできますが、テクニカルなキャスト(フリップキャストやアンダーハンド)を気持ちよくできるか、と言われたらそうではありませんでした。しかし、今回は12lbナイロン(50m巻き)という太めのラインを使用していたのでセッティングをよりフィネスにすれば快適性は向上することでしょう。
スリークォーターやサイドキャストは何の問題もありません。
上は14gプラグもキャストできるので汎用性の高いロッドであることを再確認できました。
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