シマノから販売されているロッド、スコーピオン1581F‐2を2年使い込んだインプレです。
結論から言うとスコーピオン1581F‐2は
近距離専用パワー系ロッドです。
実際に釣った魚ごとの使用感やキャスト、ルアーアクションに関して、また同スコーピオンシリーズの1631FF-2との違いを詳しく紹介します。
スコーピオン1581F‐2のスペック
全長:1.73m
適合ルアーウエイト:5~20g
大きな特徴がショートグリップ。
片手で軽快にブンブン振り回すことができます。
1581Fで釣った魚
ブラックバス
最適なターゲット
この画像の個体は足元の岸壁沿いでヒットし、岸壁のえぐれに逃げ込もうとしましたが、ロッドパワーでそれを引き剝がし、釣り上げました。
ブラックバスの瞬発的な突っ込みもロッドでいなすことができます。
カバーにルアーを撃ち込むバス釣りに最適なロッドだと感じました。
ナマズ
強引なファイトが可能
カバーで掛けた後、強引に引きずり出せるパワーを持っています。
60㎝級のナマズ相手にも負けない強靭なロッドパワーを感じました。
ライギョ
オープンウォーターでは何ら問題なし
ライギョ相手でも、ひらけた場所で掛けるのであれば問題なく釣り上げることができます。
シーバス
フッコサイズ(60㎝程度)をロッドパワーで圧倒
60㎝程までの個体を20匹程釣りましたが、ロッドがパワー負けしている感触は一切ありませんでした。
フッコクラスのシーバス相手には安心感があるのと同時に、多少のオーバースペック感もあります。
メバル等
30㎝未満の魚にはオーバースペック
メバルのほかにキビレやメッキ等の小型の魚を釣り上げました。
ロッドが強すぎて引きが楽しめない、というのが正直な感想です。
また、魚の口切れに注意しながらのファイトが必要となります。
キャストに関して
投げやすいルアーウエイト
7~14g
ロッドティップの反発を活かして、快適かつ鋭くルアーを飛ばせるのは7~14g、およそ10g前後でした。
飛距離
30m圏内をテンポよくキャストするのに最適
片手キャストでリズムよくショートキャストを繰り返していく釣りにピッタリで、キャスト回数も圧倒的に多くなります。
ロッド長およそ170㎝とショートなためフルキャストでは6フィート台ロッドにかないません。
30m以内を丁寧に探っていく釣りで特に力を発揮するロッドです。
ルアーアクションに関して
キレのあるアクションが可能
MLクラスといっても、張りが強いです。
この張りの強さと、ロッドの短さが相まってトゥイッチやジャークといったアクションにキレを持たせることができます。
ポッパーのポッピングなんかにも最適です。
スコーピオン1631FF‐2との違い
1581Fの方が強い
1631FFと比べて1581Fの方がパワーがある
1631FFの方がティップが繊細でフィネス向きです。
同じ1番パワーではありますが、コンセプト・使用用途は全然違うものとなっています。
・1581F …10g前後のルアーを使った豪快な釣り
・1631FF…5~14gルアーでの繊細な釣り
こういった使い分けを私はしていました。
まとめ
【インプレ】スコーピオン1581F‐2 は 近距離専用パワー系ロッド
- カバー周りのバス釣りに最適
- 10g前後が投げやすい
- 30m圏内をテンポよく釣るのに適している
- キレのあるルアーアクションが可能
- 1631FFよりも強いロッド
おわりに
スコーピオン1581F‐2についてのインプレでした。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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