2023年7月、インクスレーベルから発売されたサビアTC。
私はその前作モデル〝サビア67UL〟(以下ノーマルサビア)を4年程メインロッドとして使用しているほどのサビアヘビーユーザーです。
この記事では新発売のサビアTCとノーマルサビアをデザイン面で比較していきます。
サビアTCの性能インプレは↓
グリップ
グリップ長
245mm 取り回しの良さを追求
メーカー公式数値によると、サビアTCはグリップ長がノーマルサビアに比べ59mm短縮。
画像で見た感じは『あ、短くなってるな』程度かもしれませんが、実際に手に取ると取り回しの良さが全く違います。
言わずもがな、サビアTCの方が圧倒的に操作性が高いです。
私はノーマルサビアの長いグリップを煩わしく感じていたのでこの新規格グリップには好印象です。
コルクストレート
日本刀のようなシンプル感
開発者の話ではバランスの関係もあり、ストレートグリップになったそう。
セパレートに比べてシンプルで引き締まった印象を受けます。
ちなみに『ソルト使用だとコルクは目抜けが気になる…』なんて方もいるかと思いますが、インクスロッドは良いコルクを使っているからか、比較的目抜けは起こりにくいです。
ノーマルサビアを4年間ほぼノーメンテで使っていますが大して目抜けは目立ちません。
リールシート
無塗装
公式HPにも書いている通り、リールシートは無塗装。
画像ではわかりずらいですが実物はパッと見でその違いがわかります。
ノーマルサビアの方が黒いです。
ブランクス
バット
鮮やかなライトブルー
バット部分の塗装カラーはインクスレーベルを象徴するグリーンではなくライトブルーを採用しています。
グリーンとライトブルーをブランクスに採用しているメーカーは滅多に見かけないこともあり、これまたインクスレーベルの独自性、遊び心を感じます。
ガイド
#1ブランク、#2ブランクのガイドセッティングは同じ
ガイドの位置はサビアTCとノーマルサビア共通のようです。
スレッド
接続部に印字無し
ノーマルサビアやエルセーラには記載されていた番手の印字がサビアTCにはありません。
これは地味に不便です。
ロッドの袋
各ブランクスカラーと同じ差し色
ノーマルサビア、エルセーラ、サビオはグリーンなのに対してサビアTCはライトブルー。
TCの限定感があって良いです。
まとめ
サビアTCのデザイン(ノーマルサビアとの比較)
- 取り回しの良いグリップ長
- 引き締まった印象のコルクストレートグリップ
- 無塗装リールシート採用
- ライトブルーのブランクス
- ガイドの位置は共通
おわりに
今回はサビアTCとノーマルサビアのデザインについての比較でした。
サビアTCはストレートグリップで長さも短くなっていることもあり、見た目はノーマルサビアに比べてシンプルな印象です。
店頭で見かけることがあまりないであろうロッドであるため、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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